医療事務試験予想問題!「投薬」「注射」「処置」

~投薬・注射・処置編~

医療事務試験合格に向けての予想問題、「投薬」「注射」「処置」についてまとめています。

~投薬に関する問題~

次の文章のうち、正しいものには○、誤っているものには×をつけなさい。
①6歳未満の乳幼児に外来で処方を行った場合、処方料に対し1処方につき3点を加算する。
②厚生労働大臣が定める内服薬及び外用薬については、1回14日分、30日分又は60日分を限度とする。
③麻毒加算の点数は、外来の場合は1処方につき2点、入院の場合は1日につき1点である。
④院外処方採用保険医療機関で処方せんを交付した場合は、処方せん料を算定し、調剤料、処方料、調剤技術基本科及び薬剤料は算定しない。
⑤複数の診療科を標榜する保険医療機関において、1人の患者に対し、2以上の診療科で異なる医師が別々に処方した場合は、それぞれの処方について、別々に処方料を算定する。
⑥薬剤師常勤の保険医療機関において、在宅患者訪問薬剤管理指導料を算定している患者に投薬を行った場合、調剤技術基本科を併せて算定することができる。
⑦屯服薬とは、症状に応じて臨時的に服用することを目的として投与するものをいい、服用は1日2回程度を限度とする。
⑧入院患者の外泊にあたり薬剤を処方した場合、外泊期間中の調剤料は算定することができない。
⑨1回の処方において、2種類以上の内服薬が処方された場合、服用時点及び服用回数が同じものは、すべて1剤として算定する。
【答え】①×、②×、③○、④○、⑤○、⑥×、⑦○、⑧○、⑨×

~注射に関する問題~

次の文章のうち、正しいものには○、誤っているものには×をつけなさい。
①静脈内注射、点滴注射又は中心静脈注射のうち、2以上を同一日に併せて行った場合は、主たるものの所定点数のみ算定する。
②結膜下注射にあたって麻薬が使用された場合は、麻薬加算は算定できない。
③点滴注射における「1日分の注射量」には、管注による薬剤の注射量は含まれない。
④動脈注射の「内臓の場合」とは、肺動脈起始部、大動脈弓、腹部大動脈等の深部動脈に対して行われた場合をいう。
⑤中心静脈注射の回路より精密持続点滴注射を行った場合には、精密持続点滴注射加算は算定できない。
⑥注射に伴って行った反応試験については、注射料とは別に、検査料として皮内反応の点数を算定することができる。
⑦局所注射を行った場合は、皮内、皮下及び筋肉内注射に準じ、注射料を算定することができる。
⑧6歳未満の入院患者に対して、100ml未満の点滴注射が行われた場合は、点滴注射料として47点及び乳幼児加算を算定する。
⑨同一薬剤を使用し、涙のう内薬液注入を両眼に行った場合は、片眼ごとに所定点数を算定することができる。
【答え】①○、②○、③×、④○、⑤×、⑥×、⑦○、⑧×、⑨×

~処置に関する問題~

次の文章のうち、正しいものには○、誤っているものには×をつけなさい。
①右前腕熱傷(200平方センチメートル)の外来患者に対し、緊急のため午後11時に熱傷処置が行われた場合、深夜加算を算定することができる。
②病院においては、肛門処置の処置料は算定できない。
③両眼の上下眼瞼に睫毛抜去(多数)を実施した場合の処置料は、90点となる。
④ギプス包帯の切割料は、ギプスを装着した保険医療機関でも算定できるが、ギプス除去料は、他医で装着されたものを除去した場合のみが算定の対象となる。
⑤熱傷処置は、初回の処置日から起算して2月を経過するまでに行われた場合に限り算定する。
⑥血漿交換療法の対象となる「インヒビターを有する血友病」とは、インヒビター力価が5ペセスダ単位以上の場合をいう。
⑦人工腎臓における「導人期」とは、継続して血液透析を実施する必要があると判断された場合の血液透析の開始日より1月間をいう。
⑧気管支ファイバーを使用して気管内洗浄が行われた場合は、検査料として気管支ファイバースコピーの点数を算定し、気管内洗浄の処置料は算定することができない。
⑨膀胱洗浄を行った後に、引き続き留置カテーテルを設置した場合は、膀胱洗浄の所定点数のみを算定する。
【答え】①×、②○、③×、④○、⑤○、⑥○、⑦○、⑧○、⑨○

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